SAKURA seleft EHIME TOON

ファーマーズテーブル ふだん着の食卓
PRODUCER DATA
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東温かんきょう農園

ハーブの魅力を東温市から!
ここでしかできない体験を

東温市下林地区で四季折々の約30種類のハーブや野菜、ユリなどを栽培している渡部寛行さん・嬌子さんご夫妻。趣味で植物を育てていたお二人が定年退職を機に本格的にユリ栽培を始め、その後、嬌子さんが地元の生活研究グループに入ったことで、フラワーアレンジメントや石鹸づくりなどの活動にも力を入れ、たくさんの仲間ができたそうです。その後、6次産業化推進のフェアで様々な料理店のシェフと出会うことがあり、畑でできたバジルを持って行ったところ「ぜひうちにもつくって!」という声が大きく、それに応えるように薬草やハーブなどを本格的につくるようになりました。2015年には、体験教室ができたり、加工品を通してハーブの魅力を伝える場をつくるため「東温かんきょう農園」を立ち上げました。「私たちの周りにはリースづくりが上手な人や、クラフトの先生、染め物の先生など手伝ってくれる仲間がたくさんいます。活動を続けることで人の輪が広がっていくことが一番うれしい」と、嬌子さん。ローゼルやラベンダーなど、つくるのに苦労した作物もあるそうですが、東温市は海が隆起してできた土地なので、ミネラルが豊富。アルカリ性でハーブがよく育つ土壌だと大学の先生からお言葉をいただき、「ハーブづくりとここでしかできない体験をより頑張ろう!」と笑顔で語っていました。

東温かんきょう農園

〒791-0222 愛媛県東温市下林甲1971-2
TEL.089-964-3476

主要生産作物
ハーブ類(バジル、タイム、ラベンダー、レモングラス、ローゼル、バタフライピーなど)、ユリなど
  • 自宅から少し離れた畑でもローゼルを育てる

  • 色みの美しいハーブティー。酸味のあるローゼルと、鮮やかなコバルトブルーのバタフライピー